ARA第1回セッション参加感想

先週、ルルブに載ってたシナリオでプレイした感想。

どうも、私のプレイ環境だと、えらく殺伐としたゲームになるっぽい。かなりボドゲっぽいというか。「範囲攻撃の的にならないように散れ!」「敵同士がエンゲージ作ってる今のうちに範囲攻撃を!」「次、《ハイジャンプ》で離脱して銃撃つから、そいつにエンゲージして〜。そしたら、倒しきれなくても2発連続では喰らわないはず〜〜〜」とかいう会話が飛び交ってました。たまに混じる演技が、PLのせいか、どうも悪役っぽかったせいもあるかも。「これだから馬鹿男って奴は。これ以上馬鹿晒さないで済むように永遠に口を封じてあげる」とかなー。

オプションがたくさんある分、戦闘はシミュレーションとかが好きな人には楽しいと思います。やれることが激しく限られている中で工夫してやるというのも面白いけど。
演出部分とデータ的部分の境目がはっきりしているのも良いと思いました。Aまほの場合、「演出」という区切りをなしにして、状況のすべてをデータとして扱う方向でその部分を吸収してるけど、逆に「演出はデータとして反映されない」としてざっくり切り捨てて、その分、イメージで遊ぶ自由を作るってのもありだなー、と。データから相当品を考えたりするのも楽だし(安易な自作アイテムの付加はせっかく計算されている(はずの)ゲームバランスを崩すのであまり好ましくないと思うのですよー)。

……これで、戦闘以外の場面でも「演出」がもうちょっと抑えられてたらなぁ。あと、時間管理がしやすかったらなぁ。まあ、この辺りはGMの腕もあるけど、やっぱそこはシステムに期待したいとこ。

感覚的には、やっぱり、まんま「ネトゲ」って感じです。いろいろとイベントもあるけど、基本は「装備とスキルを求めてゲームを続ける」って感じ。マンネリになったり、成長が頭打ちになるまでは遊べそう。……だけど、だったらおとなしくネトゲやってても一緒のような気もしないでもないかな。……あー……「仲間の都合がつかないと遊べない」というのが最大の違いか。それは短所でもあるけど長所でもある。少なくても「ネトゲ廃人」のようにはなりようがない。

卓にもよると思うけど、可もなく不可もなく、強烈な個性はないCRPGに近いゲームだなぁ、と思いました。スキルが多めなだけで、戦闘は割と定型だからなー。

大体、「今日はうんとは面白くなくていいから、軽めのゲームがやりたいー」というときにちまちまと続けてく予定です。とりあえず、次回からの参加を表明しているPLが一人いるんで、その子の都合がつく日に2回目やる予定。